できない仕事はプライドを張らずにできないと言葉にしよう

砂製造の職場で、苦手な作業について管理者にできないと相談する派遣社員 未分類

こんにちは、ヨシキリです。

僕は正社員と派遣と比較したとき

派遣のメリットって、業務に関する責任の差だと思います。

ただ勘違いしてほしくなくて、ここで口にする責任感って、いい加減に業務に望むちゃらんぽらんスタンスでなくて、

できないことに対して、神経をすり減らしながら臨むというのが社員の在り方なら

派遣は弱音を吐く、泣き入れることができる。

言い換えれば、侍大将と足軽のような感じだと思う笑

ここは派遣先では年を食ってるからとかカッコつけずに

「僕にはできませーん」とか

「無理でーす」と

泣き出すぐらい、ヘボキャラを演じた方がいいと考えます。

そんなケースが実際にあったので、話をします。

砂製造の職場で、苦手な作業について管理者に率直に相談する派遣社員

僕は砂や砂利を袋につめる業務をしている派遣です。

派遣元から命じられ、派遣先でやらされた業務が機械から出てくる砂を専用の袋で受け止めて

砂が袋の中ですっぽりはまるようにすることを最初に覚えさせられました。

ぺーぺーはみんなこれをやらされます。

周りを見てもできない人間はまずいません。

最近、今まで業務していた作業場の2キロほど離れた場所にある、別の作業場が忙しくなって

そこへ異動して業務に臨んでいますが

工場長が変わると、いままでやったことのない業務をやらされるものです。

僕の苦手なのが、取引先のホームセンターに発送するために、パレットに積み上げた大量の砂袋を

発送中のトラックからの落下を防ぐためにラップでそれをグルグル巻く

この作業。

初日から指導を受けた際、

こんなふうに頭の中で思いました。

「やば、むずかしい」

↓

「なんで、こんなこと初日から詰め込まなきゃならんのよ」

↓

「チッ、社員がやればいいじゃねえか」

↓

「いやあ、マスターするの時間かかるなあ」

というように頭のなかはロクな言葉が浮かばなかった笑

指導は20代のあんちゃんから受けた。

「どうです、わかりましたか?」っていうけど、わかるわけねえじゃねえかって感じ。

なんで難しいかというと、ラップも並行にぐるぐる巻きゃいいわけじゃなくて

落下予防のために独特な方向へむかって巻かなければならない。

並行に巻いた後は、45度方向へ巻く、それをだんだん中心に寄せるようにして

さらには上に向かって巻く、下に向かって巻く。

ラップの走行を覚えなきゃ話にならない。

走行の手順がある。

ここに難渋したわけです笑

初日からやらされ、無理ゲーだとさとった

「できますか?」

「誰でもできます、大丈夫ですよね」

と彼から念を押された時、僕はここを適当に流して答えなかった。

答えたことはこう。

「いやあ、むずかしいですね」

「手順をずっと凝視していましたが、走行を覚えるのに時間がかかります」

すると彼は

「そうですよね、最初は時間かかると思います」

僕はここを一般論で流さなかった。

「いやあ、僕本当に頭悪いから、人一倍やらないと多分ダメです」

「いま、ずっと見ていましたが、ここまではできると思います」

「ただここから45度にラップの走行が変わったときから頭が混乱しました」

明確に自分の吸収できる頭のなかの容量を知らしめなければ、あとあと自分が苦労し、後悔すると思った。

要は他人に対してできることとできないことの区分を不安でもってアピールしました。

もちろん、仕事だから、この初日の時点でできませんとは断らなかった。

駆け引きを使ったわけです。

この作業場が忙しくなって、異動を命じられた男性の同僚がいました。

もともと、板金工で吸収力も早い。

初日から彼はラップ巻きの走行の流れを飲み込みました。

すると。

周囲の社員たちが

「おお、すげえ」

「もう覚えた」

「いやさすが」

とか喝采した。

ここには必ず、プライドという罠がある。

僕は明確に割り切りました。

「うん、すごいね」

「だけど、俺は無理だから」

「こんな初日の教育で飲みこまそうという了見はあんたらおかしいよ」

こう割り切ると、他の業務にスーっと平常心で臨むことができる。

ただ、敵たちはそれでも、公平に僕に仕込みたいようだ。

2日後、また教えてもらってと命じられ、例の20代から指導を受けた。

この時の彼の言葉にはトゲがあって

訂正を促す「違います」「もう一度」という声が鋭かった。

そして、彼も僕の指導だけじゃなくて、他の業務も控えていて、なんかイラついていた。

一通りラップ巻きが彼のフォローのおかげで終わった後

「また、同じことをこいつとやる場面で遭遇したら、逆に作業場の効率が悪いな」

「管理者に相談しよ」と心が決まった。

昼休み前に管理者のHさんに声がけした。

僕「Hさん、よろしいでしょうか」

Hさん「いいよ、どうしたあ?」

僕「Hさん、すいません、ラップ巻きの指導今日も受けさせてもらいましたが、僕ちょっと覚える自信ありません」

すると

Hさん「なんか、あいつから言われたの?」

僕「いえいえ、親切に教えてもらいました。真剣に指導に臨みましたが、あれだけは僕覚える自信ありません」

すると、

Hさん「笑 そうかいいよ、いいよ、わかったやらなくていい」

思ってたよりもサクっとラップ巻きから逃れることができた。

作業場で権限のある、Hさんの了承があれば、共有されていようがなかろうが

ガンとして業務を拒否することができる。

もちろん、建前としてへりくだった態度で臨むわけですが

そんなものはいくらだしたとて減るものじゃない。

要はできないことに対して、なんとかして覚えろという会社側の圧から逃れることができるだけでも

ストレスは減るということです。

ほかのことでうわまわろうとするポーズ

あの人がやっているのに、なんであの人は覚えないんだという不公平感はどんな人でも抱く感情です。

同じ給料をもらっているから、他人の思いとしては当然のことです。

この感情をわきまえた上で

ラップ巻きが覚えられないとHさんに言葉にした後、代償のセリフを表現しました。

「その代わり、他のことでは全力で頑張ります」

これ一点あるだけで

職場での不平等を作らないということに対して協力的なスタッフとして相手に映る

雇用契約が続くことを踏まえて仕事そしているので

業務を一生懸命覚えるよりも対人関係をスムーズにしたほうが

気持ちの負担が減ると思ってるので、常日頃から、言葉への配慮を意識してます。

結果、この日は1日、ノンストレスで業務に臨めました。

1日不安から逃げれば、相手はできると踏まえて、また指示をしてくる。

この堂々巡りこそ不毛です。

自分で積極的に断ち切ったことで、夕方は家族と焼肉を食べに行って

土日のびのびと奥さんと休みをくつろげたとさ笑

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