頭皮マッサージは薄毛に効果があります。
私自身も発毛剤を付けた際、マッサージをしております。
特にミノキシジルとマッサージは相性がよく、効果は1.5倍だという事です。
そんな頭皮マッサージの利点を紹介します。
今投稿では頭皮マッサージを『振動圧刺激』という表現に言い換え説明します。
振動圧刺激の意義はリンパと血行の流れを良くする事です。
例として1時間座りっぱなしだと20分寿命を縮めます。
これはNASAの研究で発表されています。
という事はデスクワークで凝り固まった筋肉の緊張は全身マッサージやストレッチをした後に頭皮に対して振動圧刺激を漏れなく入れる事で、より全身リラックスを得られるという事です。
2018年『スカルプD』が主製品として有名なアンファー株式会社が日本医科大学と共同研究した結果、頭皮の発毛に振動圧刺激は効果があると発表しました。
髪の発毛を促し、発毛の成長サイクルを向上させる役割である毛乳頭細胞に振動圧を入れる事で約1.3倍、細胞が活発化し、発毛効果が得られるとのことです。
振動圧刺激は大まかに3つの効果があります。
3つの効果
1、血行促進
2、毛穴詰まりの解消
3、リラックス効果
①血行促進
発毛にとって大切な事は血行を促進する事です。
せっかくとった髪の栄養も頭皮が冷えた状態では行き届きません。
それには諸々の事情で硬くなってしまった頭皮を積極的に指で刺激し、発毛がされやすい
土壌づくりが欠かせません。
②毛穴詰まりの解消
毛穴に皮脂が詰まる事で発毛の元となる毛根が押さえつけられ、やがては抜け落ち
薄毛が始まっていきます。
その為にはシャンプーで皮脂の汚れを落とす動作をしながら振動圧刺激を行う事が大切です。
③リラックス効果
程よい圧を入れる事で頭皮はリラックスしていきます。
シャンプーの際に泡立ちを利用し、頭皮を動かすようにマッサージを入れると、ホンワリとしたリラックス効果を得られます。
注意してほしい事は泡が切れても、シャンプー成分は頭皮に残りますので、念入りに5分はしっかりとすすぐ事が大切です。
マッサージ方法
マッサージと言っても、手の使い方に種類があります。ここでは3種類の方法が有名ですので紹介します。
①揉捻法
②圧迫法
③叩打法
①揉捻法
指腹で頭皮をぐるぐる回す方法です。
行う事で、血行促進、疲労回復、肩こり、眼精疲労の解消も得られます。
②圧迫法
指で頭皮をトントン摘んで、離す方法です。
ゆっくり、じわりというよりもリズミカルに摘む、離すを繰り返します。
③叩打法
拳を軽く握り、頭をぽんぽん叩きます。
血行を促し、毛細血管を緩める効果があります。
ポイントは力を入れず、優しく行います。
ついでにですが、
私は揉捻法を習慣に取り入れてます。過去に購入した文献で揉捻法のバリエーションが多種紹介されていて、継続してきたので、この方法がとても馴染みがあるからです。
進藤圧刺激の役割は発毛剤を浸透させるために頭皮の緊張を緩めるためであり、そのためには頭皮の血行を促すことが大切です。
必要に応じて使い分けてみて、自分に合う方法を継続してください。
効果的なツボ
A、百会
B、和髎(わりょう)
C、天柱(てんちゅう)
D、風池(ふうち)
E、角孫(かくそん)
A、百会
百会(ひゃくえ)とは様々な経路が交わる場所という意味です。
左右の耳から、指をなぞらせて、頭頂部にあるツボです。
ここを押すと自律神経の調整、ストレス緩和に役立ちます。
B、和髎(わりょう)
目尻から耳のラインにかけて、横並びにあるツボです。
このツボは眼精疲労や耳鳴り、めまい改善の効果が得られます。
C、天柱(てんちゅう)
うなじを触ると凹んだ位置にこのツボはあります。
ここを押す事で自律神経の調整、血行促進、肩こり、頭痛の緩和を得られます。
D、風池(ふうち)
天柱から指1本分外側にあるツボです。
ここを押す事で、血行促進、肩こり、頭痛、背部痛、眼精疲労の改善を得られます。
E、角孫(かくそん)
両耳の先端からすぐ上にあるツボです。
眼の疾患や頭皮の血行促進を得られます。
まとめ
振動圧刺激もツボ押しも行う上での注意点は指に圧をかけ、ゴリゴリ押さない事です。
頭皮を痛めますし、返って緊張が強くなり、眠りの妨げにもなります。
朝よりも入浴時や就寝前に行うことがオススメです。
薄毛改善だけでなく、自分以外の人にもやってあげてみてください。
老夫の病院の付き添いや毎日の食事を作ってくれる妻に最近やってあげたのですが、思いのほか、その夜は深く眠られたと喜んでいました。
大切な人との信頼関係も構築できますので、積極的に薄毛改善以外でも実践してみてください。