セルフチェック
1、父親や祖父が薄毛
2、ファストフードをよく食べる
3、運動不足
4、睡眠不足
5、夜遅くまでスマホ
6、人間関係の悩み
7、ヘアカラーを多用、パーマをよくかける
8、整髪料を多用
9、同じ分け目が続いている
10、細くて短い抜け毛が増えた
11、おでこが広くなった
12、頭頂部の地肌が透けてきた
13、髪のハリやコシがなくなった
14、頻回にシャンプー(特に朝シャン)
15、毎日洗髪する習慣がない
以上、上述した点が多ければ薄毛の可能性が大です。
A、10代からハゲる特徴
1生え際が後退
2抜け毛が増える
3薄毛が気になる
4頭頂部が薄くなった
1生え際が後退
若ハゲのタイプで多いのが、額の生え際から後退するM字型です。
生え際の髪の毛が脆弱にもなります。
2抜け毛が増える
入浴後、排水溝に抜け毛が沢山ある場合、ドライヤーで乾かした後の床に抜け毛が沢山散乱
こういった場合も要注意です。
50本から100本の抜け毛は通常ですが、それ以上の抜け毛は要注意すべきです。
3薄毛が気になる
抜け毛が短く、細い場合、ヘアサイクルの乱れが生じている可能性があります。
4頭頂部が薄くなった
頭頂部のパターンが多いのも若ハゲの特徴
ナーバスになっている年頃です、信頼できる家族で確認するという事が必要です。
B 若ハゲの原因
1AGA
2生活習慣の乱れ
3過剰なヘアケア
4過度のストレス
5眼精疲労による血行不良
6遺伝的要因
1AGA
高校生にもAGA(男性型脱毛症)はあります。
日本皮膚科学会の若年性の薄毛男性及び女性のガイドラインでも規定されています。
2生活習慣の乱れ
勉強や部活、プライベートで多忙な時期であり、進学、就職のプレッシャーも重なり、ストレスを感じています。
睡眠も不規則で、コンビニでの買い食いをし、栄養バランスも乱れから、ホルモンの状態が崩れ、抜け毛を助長する環境に陥っています。
3過剰なヘアケア
おしゃれに対して敏感であることから、髪型を変化する機会が多く、市販のシャンプーで頻回に洗髪することで頭皮環境が崩れる事も原因として薄毛になりやすくなっています。
4過度のストレス
過度のストレスが交感神経を優位にし、血管が収縮、頭皮への栄養が阻害されやすくなり薄毛に派生しやすくなっているものです。
疲労や睡眠不足、ストレスも血管収縮の原因です。
5眼精疲労による血行不良
日本の高校生のスマホの平均使用時間は5時間半と言われています。
目の疲労も結果的に血行不良の原因で頭皮の血管が収縮します。
又、夜遅くまで使用する事で、自律神経が乱れ、寝たくても寝られなくなってしまったという
睡眠不足の誘因も招きます。
6遺伝
成長期の男性でも、AGAの原因となるジヒドロテストステロン(DHT)を分泌します。
特に体質によって毛根の男性ホルモン受容体の感受性が高い場合はAGA要注意です。
C 若ハゲは女性でも起きる
主な原因は過度のダイエットによるものです。
毛母細胞の分裂によって発毛は起こるのですが、栄養不足になる事で細胞分裂に必要なエネルギーを毛細血管から受ける機会を失い、髪の成長が果たされる前に抜け落ち、薄毛になってしまうのです。
厚生労働省では過度なダイエットは薄毛をもたらすと警鐘を鳴らしています。
D では10代の若はげは治るのだろうか?
中高年以降の男性と比べ、高校生は代謝が活発なので、生活改善を図る事で初期の薄毛であれば
元の濃い黒髪の状態に戻ります。
それには体の形成に必要な栄養面での改善を図る事が急務です。
髪の原料となるたんぱく質、 髪の毛を合成するための亜鉛、 頭皮環境を整えるためのビタミン群、これらの摂取はマストです。
又、ヘアケアの方法も大切です、洗髪時は指尖でガシガシと強くやってしまいがちなのですが、そのような動作を見直し、ぬるま湯で優しく洗い、 洗剤が残らないように洗い流すという基本を守る事です。 入浴後は副交感神経が優位になり、寝られやすい状態になっているので、睡眠前はスマホを見ないという習慣を見直す事も大切です。
2 ストレスと上手に向き合う
一番高校生ぐらいの世代で、ストレスが溜まった時に必要な事はすぐに発散してあげるという気楽さを提示してあげる事です。
カラオケを歌う。
趣味に没頭する。
何が好きなのかは個人それぞれなので一言では語れませんが
とにかく、ルールに反しない事であれば、なんでも好きな事をやるという鷹揚さがあってもいいと思います。
現代人は個人を抑圧し、日常を生活しています。
経験ある成人であれば、内面のバランスをとる事ができても、高校生はその向き合い方や解消するための術をわからないと言っても過言ではありません。
たまには好きなものを好きなだけ食べる、そしてすぐ寝る。
このような方法も大事です。
3育毛剤を試す
AGA由来の若ハゲの場合、処方薬を服用する事で改善の効果を得られますが、未成年に対するAGA治療薬の安全性・有効性は現代では明確になっておりません。
であればこそ、治療薬以外の方法で改善を図る必要があります。
女性の場合は有効な治療薬は塗り薬が効果的です。
改善するには育毛剤がいいでしょう。
育毛剤は髪の毛の成長をサポートする成分、血行を促進する成分が含まれています。
頭皮環境の悪化が原因の抜け毛や薄毛の場合は改善が期待できます。
4 専門家に相談する
薄毛の原因はAGAだけが発症の原因ではありません。
円形脱毛症などもあります。 原因究明の為には個人判断ではなく、知見をもった医師の協力を得て
原因を突き止めることが必要です。
F まとめ
上述しましたとおり、AGAは進行型の脱毛症です。放置している事も含めて、生活習慣の乱れ
睡眠不足、偏った栄養バランスの食事、ストレスの蓄積、誤ったヘアケアを続けることにより、症状は悪化していきます。
でも前提として、どの薄毛の症状に属するか、高校生では判断がつかず、大人の助力が必要になります。抜け毛や薄毛の原因は多岐にわたります。
自己判断で対処する事は困難です。 薄毛の進行を止める為にも、原因を特定することが重要なので医療の知見をどんどん利用しましょう。