やっておかなければならない事
今日は父親との関係についてです。
自分は子供の頃から苦手でした。
幼い頃から家庭教師をつけられて。
小学校三年生の男の子が家庭教師つけられて、友達と外で遊べないとか今でも拷問に感じます。もともと親父は会社を経営していたのですけれども、神奈川県の商売が没落した一家の出自でして、学歴のない上昇志向型で、己が達成できなかった期待を私に賭けてきたんです。
その流れが、小中高と続いてきて…
二十歳ぐらいになると体もデカくなって腕力では父親に負けないようになるけれども。
でも腕力では負けないけれども経済的には父親に勝てないわけですから、そこでは相変わらずマウントを取られているんですよ。
お前はそんな甘い考えだから出世できないんだみたいな。もっと仕事頑張れとうるさいわけなんですよね。
とにかく口うるさい父親が苦手でした。
それから自分が42歳の時に母が亡くなりました。親父は愛妻家でしたから、母を亡くした後の憔悴ぶりは目を覆うものがありました。
いかに苦手だと言っても、父親が寂しさのあまり心が病んでいくのはセガレとして恐ろしいわけですから、孤独から認知症にならないためにも自分から歩み寄る事が避けられなかったんですよね。その頃はごはん食べに行ったり、実家でしんみり世間話をしたり
それからかたくなだった心が通じ合うようになりました。その頃自分はデイサービスの仕事をしていたんですけれども、退職してフラフラしていました。母が亡くなったのを境に会社員生活から自由になりたいといった理由です。
貯金が尽きていった頃、今の妻と出会って、籍を入れて。
そして籍を入れるからには家庭を築くために仕事を始めなければならないわけじゃないですか。
42歳から47歳までフラフラして貯金が尽き始めて整形外科のバイトをして、今整骨院の社員をしているのですが、いまようやく気づいたのが「お金」なわけですよ。お金がないと、今目前に差し掛かっている老後が大変という事に焦り始めて。
という事は『どういう事か?』というと親父とコミュニケーションをとっている時間はないわけです。で整骨院の仕事といってもタイトルにあるように『給料15万』ですよ。
『給料15万』のために9時間とか10時間、時間を奪われているわけです。仕事はもちろん大事なんですけれども、時々理不尽な状況になると「やってられないな」となるんです。
でも、仕事の拘束時間は自分では操作できないわけです。やってられない、やめた、暇だから帰るとかできないじゃないですか。釣りバカ日誌の浜ちゃんみたいに。
あれはフィクションの世界であって多くの人はあんなことはできないわけです。そうすると今、何を優先にしなければならないかというと、整骨院の仕事以外で、お金を稼ぐスキルというものを身につけなければいけないわけです。
で、そのスキルを身に付けるためには、勉強したり、学んだことをアップデートしたり、今回のような投稿をしたり、時間の投資というものがとても必要なんです。
勉強して、ファンを作って、稼ぐ事ができた暁には、今の仕事をやめて、親父とゆっくりコミュニケーションをとることができると。
そのためにこれからも頑張っていきます。。